世にも奇妙な乳癌闘病記

ひとりでも救われる人がいるなら…とブログを始めました。
肺の難病、乳がんステージ4は健在ですが何の治療もしていません。
にもかかわらず進行もしていません。
ですから病気や治療の参考にはならないブログです。

それでもこの奇妙な現実を知りたい方は、ぜひ最初から読んでみてください。
信じるか信じないかは全てお任せいたします。

無治療の選択

少し前のことですが。

ようやく気持ちの整理がついたので。

お話したいと思います。



ちょうど2週間前のことです。






社員旅行から戻った主人が。


『これはお前に』って。


御守りをくれました。



3センチくらいしかない。

小さな小さな御守り。



とっても嬉しかったです。



そして。

主人にも不安が募っていたことが。


このお守りでわかりました。



子供たちを差し置いて。

私だけにお土産なんてこと。

今までに1度もなかったので。





いつもなら必ず。


『ママばっかりズルイ☆』


大騒ぎする子供たちも。

今回ばかりはなぜか。

文句を言いませんでした。






小林麻央さんの訃報を聞いたのは。

主人が留守にしたその日でした。



『こんな日に限って。。。』


正直思いました。



そして自分の中にある不安もまた。

大きな物なんだと。


思い知らされた日でもありました。




私は私の癌が不安でなりません。




けれどそれと同時に。

見守る側の家族の気持ちも。


私以上に大きいのかも知れないと。


思い知らされた日でもあります。




無治療の選択。


これは私が勝手に選んだ道です。






約1年前の5月14日に。

夫へ宛てて書いたブログを。

読み返して思いました。






この頃はただ。


誰よりも自分が先に逝くのだと。

覚悟を決めることしか。

考えていませんでした。




私の後継者には。

若くて健康な人をと。


そう願ってもいましたし。


それと同時に。

『あいつみたいにはなれないな』と。

後悔して欲しいとも思っていました。




私は私を。

忘れて欲しくはなかったです。





死ぬ覚悟はありません。



死ぬ準備もしていません。





それでも振り返った今。


無治療の選択は。

後悔するものではありませんでした。




5セン大のしこりがある右胸は。

今では大きく形を変えました。


明らかに左右の胸は。

そのバランスを失っています。




けれど。

病院での治療の選択肢は。

私の中にはありません。




果てしなく不器用な主人の最期は。

やはり私しか看取れないと。


それが最終的な答えです。




希望的観測ではなく。


絶対的な事実として。



主人の最期には私がいて。


それだけはどうしても。

イメージが崩れません。




無治療の選択。




ワガママばかりの私に。


主人はいつも。

何も言わずにいてくれます。





だからこそ主人はこのお守りを。

どんな想いで選んだのでしょう。




選ばせてしまったのは私です。






もし。神様がいるのだとして。


もし。願い事をひとつ。

叶えてくれるのだとしたら。


もし。実現するのだとしたら。



私は私の癌を治してくれとは。

決して言わないと思います。




もし。ひとつだけ。


ホントにひとつだけ。

願いを叶えてくれるのだとしたら。



家族の不安だけを消して欲しいと。


そう願うと思います。






可笑しな話なのですが。


癌になった今が。


人生で1番。

充実しているのは確かなんです。



今が1番幸せだなと。

思えて仕方ないのが。


今の私の。

正直な気持ちなのです。












お願いいたします

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